LAP NEWSLETTER

PWAの恋愛日記
僕たちの場合[その2]

大日向 望 

RETURN TOニュースレター第12号メニューに戻る

 ■第2章 続セックスのこと

- 前回は、ニュースレターがセックスの特集だったにもかかわらず、ページ数の関係でたてまえ的なことしか書かなかったので、今回はちょっとくわしく書いてみたいと思います。
 この場を借りて言わせてもらいますが、はっきり言ってセックスは満足してません(と、パートナーにメッセージを…)。回数的には月に1回あればいいほうです。これって人によると思うんだけど、多いですか、少ないですか? 僕の周りに聞いてみても、「よくそんなんでガマンしてるね!」って言う奴もいるし、「月1回でもできればいいじゃん。俺なんか…」って泣いてる奴もいます。
- でも僕は言いたい。少なすぎる〜!(太い大きな文字で)
「○○(名前は想像して下さい)、今日、しようか?」って誘っても、「ダ〜メ」と言われ、その度に『下手なのかな』とか『身体の調子が悪いのかな』とか『嫌われたかな』とか、あげくの果てには『もう俺たち終わりなのかな』なんていろいろ考えちゃうんだよな。「もう、そればっかり!」って言われることもあるけど、もちろん一緒にいるだけで幸せなんだけど、やっぱりセックスは必要です。まあ、愚痴はこのへんにしておいて、数少ない?セックスでの、失敗や、知ったことなんかを紹介しようと思います。
 AIDSという病気が世間で騒がれるようになってから、セックスをする時は必ずコンドームをつけるというのが常識になり(そうあることを信じたい)、コンビニなんかでもけっこういろんな種類のものが置かれるようになって、買いやすくなっているよね。そう、コンドームは、大切です。

◎コンドームなんて、だーいきらい?!

- HIVウイルス感染の防止や、避妊のためにはもちろんだけど、LAPニュースレターでも毎回取り上げている、STDの感染防止のためにもとっても大切です。コンドームがあるおかげで、PWAの僕もセックスが出来るわけです。コンドームを発明した人に感謝!
 でも、やーっぱりコンドームって嫌いなんだよね。だから、PWAになってしまったんだけど、それはわかってるんだけど、何回使っても慣れない。第1に、ゴムの匂い。最近、ゴムの匂いを消すために、ストロベリーとかチョコの香りの付いたコンドームやゼリーがあるけど、別にゴムの匂いが消えるわけではなく、匂いが混ざってしまって逆効果です。ゴムフェチの人がうらやましいです。
- 第2に、装着感です。皆さんは、自分に合ったコンドームを使っていますか? コンドーム嫌いの僕としては、一生懸命慣れようとして今までいろいろな種類のモノを試してみました。コンドームなんてみんな同じと思っている人もいると思いますが、サイズ、形、ゼリーの量、みんな違います。僕は10種類くらい使ってやっとひとつまあまあ使えるかなというのが、見つかったくらいです。
 そして第3に、装着時です。『これからというときに、コンドームをつける間がどうもしらける』というのは良く聞くけれど、僕の場合はそういうことではなくって、『嫌いなコンドームをこれからつけるんだ』という気持ちがでてくるようです。自分でつけるからダメなんだと思って、パートナーにつけてもらったりしたんだけど、それでもダメなんです。ちょっと寂しいモノがあるけど、つける練習をしてコンドームを結構無駄にしているのです。やっぱりこれって慣れることしかないんでしょうか?何かいい方法を知っている方は御一報下さい。

◎おーっと、あぶない…の巻

 前にも書いたように、僕はコンドームが嫌いなので、挿入するとき(なんか卑猥かな?)以外はつけていません。だからもちろん、オーラルセックスすなわちフェラチオをしていただくときは(すごい気を使ってる!)、フリーの状態です。最初はもちろん危険な行為だと思っていたのでつけていたんだけど、「つけなくっていいよ」ってパートナーの方から言ってきたのです。そう、フェラチオでは感染しません! と、言い切っちゃったけど、LAPニュースレターにも書いてあるし、いいんですよね、清水さん。
- そんなわけで、挿入時だけコンドームをつけているんだけど、それでも何かの拍子に破けたり、穴があいてたりとかが万が一にもあるかもしれないので、挿入中に射精することはまずありません。『そんな器用なことよくできるな』とみんなに言われるけれど、愛情と気持ちひとつで成せば成るのです。
 そうすると、結局は外で射精するわけで、コンドームをつけた状態で射精すればいいんだけど、挿入してないんだから外してもいいだろうと思ってどうしても外してしまう。ところが、男性ならわかると思いますが、射精というのは思ったところに出るとは限らない。そのときによって、量も違えば勢い違うんだよね。一度、こんなことがありました。いつものように射精をしたら、パートナーにかかってしまった。手やそのほかの皮膚上につくことはよくあたんだけど、その時は粘膜上(さあ、どこでしょう?)についてしまったんです。もう一瞬にして青ざめてパニックに陥ってしまいました。ところが慌てていたのは僕だけで、パートナーの方は「大丈夫、大丈夫」と冷静に言って、拭いて、シャワーを浴びておしまいだったのです。知識がないというのは恐いものですね。HIVウイルスは触っただけでは感染しません!
 今回はちょっとHネタだったので、これを読んで気分を悪くされた方がいましたらゴメンなさい。でもこれを読んでいただければわかるように、PWAだからって特別気を付けていることもなくって、たぶんびっくりされてると思いますが、知識さえあればこんなもんです。
 それでは、また次回に。

[大日向望]


RETURN TOニュースレター第12号メニューに戻る